「夫が育休を1ヵ月取ったので」にモヤっとした件
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私は気づくとネットニュースを読み漁っています。
そんな時にたまたま見つけた、ある育児マンガ。
マンガの中で、主人公のダンナさん、
「俺、明日から仕事だから。ちゃんと休めよ。ちゃんと食べるんだぞ」
とのセリフ。
そこで、説明が。
「夫は1カ月の育休を取ってくれて、明日から久しぶりの仕事なのです」
「いっかげつ~!!?」
私の両親は他界しており、夫の実家も遠方だったので、里帰りはしていません。
(厳密に言うと、母は若年性認知症で施設入居中でしたが)
そんな中、我が夫も、一応育休を取ってくれました。
第1子の出産のときは、出産日に1日。
退院してきてから1週間。
とは言え、土日も含まれていたので、実質丸4日でした。
第2子の出産のときも、出産日に1日。
第2子の時も、退院後に育休を取ってくれたと思うのですが、何日だったかすっかり忘れてしまいました。
第2子の時の、このいい加減さ・・・(笑)
ま、でも育児では、これくらい力が抜けている方がいいんだと思います。。
第1子の時は、必死すぎたからねぇ・・・(遠い目。。。)
今、世の中では、男性育休に関する義務化を政府が検討しているそうです。
それに対して、女性からは、「家事も育児もやらないのであれば、ただの休み。そんな夫は働きに行ってくれていた方がいい」という声もあるそうです。
夫を、結婚当初から、家事・育児をすすんでするように育てよう、私は夫をこうして育てた、みたいなブログも見ました。
もう、なんで妻が、子どもだけでなく夫のことも、
気分を害さないように、やる気を維持できるように、
優しく育てないといけないの・・・
家族を見て、周りを見て、
今何をやるべきなのか考えて行動するのは、
中学生男子でもできるのではないか
と、私は思うのですが。
ともかく、我が夫は、一人暮らしが長かったからか、
家事も育児も率先してやってくれる、おそらくトップ5%に入るほどの夫、父親だと思います。
(俺は褒めてもらえない・・・といじけるので、褒めましたよ!!
背後で脅されていません(笑))
そんな人ですから、育休1カ月もあったなら、それはそれは、私の身体は休まっただろうな~と思います。
生後14日で乳腺炎になった時も、
生後20日で乳首のキズがひどくなった時も、
赤ちゃんを預けて一人で病院に行けたってことだし。
赤ちゃんが鼻づまりで苦しそうで、夜中から朝までずっと縦抱っこでゆらゆらしながら寝た時も、
赤ちゃんの体重がなかなか増えなくて悩んでいた時も、
夜中に街の灯りを見て、「あの中の10分の1くらいは、授乳のために起きているのかも。私だけじゃないから頑張ろう!」と夫を起こさないように授乳していた時も、
ずっと、一緒にいてくれてたってことですもんね。
「1カ月も育休取ったら、だいぶラクできたでしょう!」
そんな皮肉が思わず口から出てきてしまいそう。
・・・これはきっと、嫉妬ですね。
私は、こんなに大変な産後を過ごしたのに、いいわね~ラクできて。
でもこれって。
なんかよく似た構図ですよね。
「俺たちの時は、残業100時間なんて当たり前だった」
「私たちの時は、赤ちゃんをおんぶして、畑仕事をしたものだ」(←いや、いつの時代)
自分がしてもらえなくてつらかったことを、嫉妬ではなく、より良い世の中にしていくために、「モヤっ」を乗り越えていかないといけないんですよね。
私たちの時よりも、良い時代にしていくために。
子どもたちが、今よりも豊かな時を過ごせるように。
個人的な「モヤっ」を乗り越えて、次の世代のために改善すべきことを改善する。
きっと、そうやって時代は回ってきたのでしょうから。
そして、私も、次の世代のことを考える年になったということですね。