有名校の募集人数における男女差について~その2~
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早稲田、慶応の小学校の募集人数の男女差に驚き、
私が経験した高校受験の、現在の募集人数の男女差についても調べたところ、
やっぱり大きな違いがあったという記事を書きました。
⇒
kochia-tohminneko.hatenablog.com
前回、載せた表を、少し改定してみました。
ちょっとは分かりやすく、なったかな?
横長になって、結果文字の大きさが小さくなって、
逆に見にくくなったかもしれません。。。すみません。。。
どちらにしろ、結果は変わらないのですが(笑)
慶応大学付属高校の募集人数、男女比は、男子625名 対 女子125名。
早稲田大学付属・系列高校の募集人数、男女比は、男子645名 対 女子195名。
実に、慶応は、男女比5:1、早稲田は、男女比3.3:1になるのです。
で、ここからは新しい情報です。
この差は、大学での男女差を根拠としているのか?と思ったので、
各大学の男女比を調べてみました。
慶応義塾大学は、各学部の1学年の人数と学生の男女比が、ホームページで公表されています。
早稲田大学は、2015年5月1日時点での各学部の学生数と女子学生比率が、ホームページで公表されています。
まとめていて、驚きました!
なんと、両大学とも、男女比が男子約63% 対 女子約37%!!
慶応義塾大学は、2000年以降看護医療学部を開設したり、共立薬科大学との合併により薬学部を開設したり、結果として女子比率が上昇してきたように思います。
2007年には、第一文学部・第二文学部を文学部、文化構想学部として再編するなど、
こちらも結果として女子比率が上昇してきたように思います。
でも、両大学ともこの男女比は、男女比1.7:1。
やっぱり、高校の男女比は差が開きすぎだと思うのです。
ちなみにですが、ご参考までに東京大学の男女比。
2019年の女性比率は19.3%。
こちらも、ホームページで公表されていますが、
2018年から2019年に急に5ポイントくらい下がっているんですね。
何があったんでしょう。
ちなみに、東京大学は学生総数約14,000人、1学年約3,500人いるのですね!
慶応義塾大学は1学年約6,400人、
早稲田大学は学生総数約42,700人、1学年約10,700人。
東大、早慶だけで1学年約2万人いる計算になります。
あと、こちらも単なる興味ですが、付属中学の募集人数も調べてみました。
慶応大学付属中学の募集人数、男女比は、男子370名 対 女子100名。
早稲田大学付属・系列中学の募集人数、男女比は、男子505名 対 女子40名。
実に、慶応は、男女比3.7:1、早稲田は、男女比12.6:1になるのです。
なんじゃそりゃ、ですよ。
大学での男女比は1.7対1なのに、中学、高校でこれほどの差での募集なのは、
どこに正当性があるんでしょうか・・・。
今回、早慶の中学、高校、大学の募集人数を調べて分かったことは、
中学・高校で女子が早慶に入学するのは、相当難しいということです。
中学から慶応に入学した芦田愛菜ちゃんは、選ばれた50名ということですね。
そりゃ、優秀なわけです・・・(遠い目)。
ま、男女とも、大学で東大合格を目指す、御三家等に入学する人たちもいますからね・・・。
とはいえ、超優秀でも付属校は魅力的ですよね。
こうやって見てくると、男子はともかく、
女子が早慶に入るのは、大学が一番入りやすいということになります。
実体験からも、ですが、
大学であれば、文系、理系と分かれているので、得意な科目で勝負できます。
けれど、中学であれば国語、算数、理科、社会。
高校であれば、英語、数学、国語。
文系で理数系が苦手な子には、かなり不利です。
とはいえ、付属校は魅力的ですからね~
でもやっぱり、この男女差は、男女差別なのでは?と女子から言われても仕方ない差のような気がしてしまいます。
いろいろな事情があるんだとは思いますけどね。。。