こきあブログ

冬眠したいアラフォー主婦のちょこちょこ雑記

入院の保証人

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今まで生きてきた中で、

何度か自分自身、または家族の「入院」ということがありました。

 

身近なところでは、自分自身の出産での入院、2回。

息子の入院、2回。

父、母の入院、もはや昔のことで数は覚えておらず。

姉の入院、何回かあったかな。

 

その全てで、入院の必要書類に記入する訳ですが、

通常の連絡先、つまり生活を共にしている家族以外に、

毎回、必ず「保証人」という欄があります。

毎回、ご丁寧に、「生計を一にしない」と注意書きが付きます。

 

私自身や息子の時は、姉に書いてもらったり、義母に書いてもらったり。

逆に、姉の時は私が書いたり、

父母の時は、姉か私が書いたり。

 

一応、私も夫も、兄弟姉妹がいるので、

そして、その関係も一応良好と言えるものなので、

お願いは出来るのですが。

 

これ、父母がいなかったり、兄弟姉妹がいない一人っ子だったり、

身寄りがない人は、いったいどうしているんでしょう?

 

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一人っ子も多いでしょうし、これからはもっと多くなるでしょうし、

入院なんてする年代の人は、父母がもう亡くなっているケースも多いだろうし。

それぞれの家庭で、関係がうまくいっているとは限りませんよね。

そういう場合は、どこかの機関に、

有料で保証人をお願いしないといけないんですかね?

 

毎回、保証人を聞かれるたびに、

「えぇーい!カネか!?カネなのか!!?

カネならあるぞ!!(そんなにはない・・・)

保証金として10万くらい(もっとか?)事前に収めておけば、

保証人なんて聞かれないのか!?」

って思うんですよね~。。。(遠い目)

 

だって、容体が急に変わった時に、治療方針を説明するって言っても、

生活を共にしている家族の連絡先は別途書いている訳ですしね。

(生活を共にしている家族もいない、通常の連絡先もないといった場合は、

どうしているんでしょう・・・)

 

身寄りがなければ、入院もできないんだよな、って。

なんか悲しくなっちゃうんですよね。

 

世の中的には、「おひとりさま」が増えてますよね。

内閣府がホームページで公表している「平成30年版 少子化社会対策白書」によると、

直近2015年の生涯未婚率(50歳時の未婚割合)は、男性23.4%、女性14.1%。

実に、男性は4人に1人、女性は7人に1人が「おひとりさま」な訳です。

 

今までのようにはいかなくなるケースが、今後さらに増えてくると思うんですよね。

  

入院患者に一律「保証人」設定をさせるというのが崩れると、

その分の負担は病院側にいってしまうと思います。

例えば、保証金をプールしておく必要が出てきたり、

いくつかの選択肢を用意する必要が出てきたり・・・。

 

でも、いずれ立ち行かなくなる確率が高くなってきているのであれば、

事前に策を打っておく必要があるんじゃないでしょうか。

 

入院時の通常の治療説明は本人へ。

容体が急に変わった時は、事前に治療の選択肢を準備し患者側が選択しておく。

金銭保証目的の保証人替わりとして、

事前に保証金として相応の金額を収める(退院後返却)。

もしくは、有料で保証会社(?どこかの機関?)に依頼可能、

その会社や内容を事前に開示するなど。

選択肢を複数用意しておいてもらえると患者側はありがたいと思うのです。

 

時代に、そして患者側のニーズに合わせて、

保証人以外の解決策、そろそろ考える時じゃないでしょうか。