司法書士事務所に、登記を依頼しました
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以前書いた、「司法書士事務所に行ってきました」記事の続報です。
以前の記事はこちら⇒
kochia-tohminneko.hatenablog.com
前にも書きましたが、祖母の相続に起因しておじおばと不動産を共有しているのですが、その整理ができそうな状況になってきました。
そこで、以前相談に行った司法書士事務所に、正式に登記を依頼することになりました。
過去の相続についての記事はこちら⇒
kochia-tohminneko.hatenablog.com
おじおばとの不動産の整理、つまり、おじおばとの不動産の売買契約がまとまり、私のわずかな持ち分を、おじおばの100%の持ち分にすることに。
それを公的に証明する必要があるため、以前相談に行った司法書士事務所に、不動産の所有権移転登記を依頼しました。
所有権移転登記は、所有権を持つ人が他人に対して、自分の所有権を主張するためのものなので、所有権を失う売主である私が主張することではないのですが・・・。
この所有権がネックになって、今もろもろ面倒くさい状態になっているので、私としても公的に所有権がないと早く認めてもらいたい。
そのため、費用をいくぶんか負担して、登記することとなりました。
前の記事に、
「本当に依頼することになった場合、相見積もりを取ったりして、登録免許税と司法書士報酬が妥当か、チェックした方がいいかもしれないですけど、そんなこと出来るんですかね・・・」
と書いたんですが・・・
結論。ヘタレな私は、相見積もりを取ることはできませんでした。。。
相見積もりを取らなかった理由。
1.司法書士の所有権移転登記のやり方の違い
これがやっぱり大きいかなぁ。
実はこの売買には、祖父母が生前に残していったローンが絡んでくるので、銀行とのやり取りもありました。
そこで、銀行と提携している司法書士に依頼するという方法もありました。
けれど、銀行の司法書士は、売買関係者全員が一堂に会さないと所有権移転登記はできないとのことで・・・。
仕事、家事、育児で忙しい中、不必要な移動、ムダな時間、交通費の発生は抑えたいところ。
さらにこのコロナ禍で、できるだけ移動は控えたい。
相談をしていた司法書士は、その点融通が利いて、
意思の確認は電話や書面でもできるので、関係者全員が一堂に会す必要はないと言ってくれました。
ここが何よりのポイント。
相見積もりを取るために新しい司法書士に相談をしたところで、「やっぱり関係者が集まる必要がある」と言われてしまえば、相談したことに何の意味もなくなってしまう。
「関係者全員が集まらなくていい」ということが、関係者全員にとって大きなメリットであったため、そこが覆る可能性があることはなかなかできなかったのです。
2.手間と時間
次にやっぱりこれですね。
起因となった祖母の死から、もうすぐ丸3年。
この3年間、おじおばとのやり取りのなかで、不愉快なことがたくさんありました。
ここまでくると、もう一刻も早く終わらせたいという気持ちが勝ります。
1の「関係者全員が集まらなくていい」メリットを失うリスクを冒してまで、
新しい司法書士を探して、
手間と時間をかけて新しい司法書士に相談をして、
私が抱えている問題の全体を理解してもらって、
見積もりを出してもらって。
それで、費用が半分になる可能性があるというなら、チャレンジしようかとは思うものの。
どうせ、安くなってもたかがしれているでしょう?
と、思ったわけですね。。。
翻って。
登記の手続きに柔軟性は必要なく、手間と時間をかけられる人だったら、
相見積もりを取って費用を比較することは有効ということですね。
・・・でも。そんな人います??
基本、生きているうちに登記なんて、そんなにするものじゃないですよね。
(大量にしているならば、懇意にしている司法書士がいるはず)
そして、手間と時間に余裕がある中で登記をするって状況が、あまり想定できない。
こうして、士業同士の報酬の比較ってされないまま、費用対効果でよかったのか悪かったのか、素人はよく分からないまま終わっていくんですよね。
素人としては、「なんだかなぁ」という思いがあるのも事実です。。。