こきあブログ

冬眠したいアラフォー主婦のちょこちょこ雑記

私たちはそろそろ本気で怒っていい(2)

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8月半ばに入ってきた、

千葉県柏市で、コロナに感染している妊娠8カ月の妊婦さんが救急搬送できず

自宅で出産、早産だった赤ちゃんが亡くなったというニュースを受けて、

私たちはそろそろ本気で怒っていいということを書きました。

 

前回の記事はこちら⇒

kochia-tohminneko.hatenablog.com

 

同じ8月中旬には、関西経済連合会が「野戦病院」の設置を国に要望した、

というニュースがありました。

時を同じくして、日本医師会の会長が「野戦病院」の設置を会見で提言

したらしいです。

 

今さら??そして、なぜに同時に??

 

だいぶ前、2020年の年末くらい?に、大阪府の吉村知事が、

野戦病院」設置案のようなことを言っていた気がしますが、

看護師の人材不足で、立ち消えになっていたように思います。

なんでその時に、経済界も医師会も交えて、本格的に議論・対処していなかったの?

 

コロナ発生地と言われている中国の武漢だって、

野戦病院」を作って当初の危機を乗り切ったじゃないですか。

なんで、二の矢、三の矢を打たずにずーーっと硬直しておいて、

なに急に同時に提言してんの?

 

医師会の皆さん、ただの臨床医だけではなく、

政治的な集団の力をもって、政治に働きかけているんでしょ?

もともと、医学部入学できるくらい、頭いいんでしょ?

その頭のよさと政治力、最大限に使ってくださいよ!

政治資金パーティや会食に参加している場合ではないですよ! 

 

 

今回の新生児死亡の悲劇だって、「野戦病院」を作って、

そちら側にコロナ患者を受け入れるルートを作っていれば、

NICUには、余裕ができていたかもしれない。

結果は変わらなかったかもしれないけれど、何かが変わっていたかもしれない。

 

別に、全ての命をもれなく救え!と言っている訳ではありません。

国が、自治体が、政治が、医療が、

ちゃんとしてくれているよね、尽力してくれているよね、

これだけしてくれているのであれば、悲劇がたとえ起きてしまっても、

これ以上のことはできなかったよね、と思いたいのです。

 

 

実際、この悲劇を受けて、千葉大病院が母体胎児集中治療室の一部を、

コロナに感染した妊婦に割り当てると発表しています。

もちろん、前線で懸命に治療に当たってくれている医療従事者の方たちには、

感謝と敬意でいっぱいですし、早い決断にはとりあえずよかったなと思いますが、

だったらもっと早く何とかならなかったのか?

何とか事前に打てる手はなかったのか?

他の地域では大丈夫なのか?と思います。

・・・もう、周産期医療もコロナ治療も、悲しいことに椅子取りゲームなんだよなと

いうことなんでしょうが・・・。 

 

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何も難しいことを言っている訳ではない。

普通の人ならば考えられ得たこの危機的状況に備えて、

あらゆる手を打ってから、国民への行動自粛要望をせよ、と言っているのです。

国民へはさんざん行動の自粛を、とか言っておきながらこの1年半何してきた??

今この瞬間にも、打てる手を全て打てと言っているのです。

 

はっきり言って、オリンピック、パラリンピックはともかく、

自民党総裁選とか衆議院議員選挙とかやっている場合ではないでしょうよ。

飲食店関係者の方、舞台・イベント関係者の方はじめ、

もう1年以上も通常営業自粛させられているんですから、

国会議員の方も、選挙も議員活動も、営業自粛にしたらどうでしょう?

(どうせ、法律が・・・とか言うんでしょうけど。

そんなこと言ったら、飲食店の営業自粛も法的に問題ありだと思いますけどね)

 

だって、目に見える成果、出してないでしょう?

この1年での議員活動の成果、政治オンチの私に分かりやすく、説明してくれません?

 

私は、飲食店関係者でもイベント関係者でもないので、

生活の糧を奪われている訳ではないのですが、

これで、私がその職業なら、デモ実行、納税拒否ですよ。

いや、そうじゃなくても、本当に納税拒否したい。

ちょっとあまりにも、ひどすぎません??

 

私たちはそろそろ本気で怒っていいと思います。