「椛」
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北京オリンピックが絶賛開催中ですね!
といっても、もうすぐ、2月20日で終わってしまいますけど・・・
私はそこまでガッツリ見ているという訳でもないんですが、
日本のメダルがかかった試合は、ところどころ見ている感じです。
完全に、オリンピックミーハー(こんな言い方する?古い?)です。
新競技は特に見ていないことが多いのですが、
スノーボード女子ビッグエアで銅メダルを獲得した村瀬心椛選手のニュースを見て、
「ん?」と思ったことが。
(銅メダル獲得、おめでとうございます!!)
「椛」が付く名前、多くない?
夏の東京オリンピックでも、こういう新競技系で
金メダルを獲った女の子いなかったっけ?
(昭和人には、スノボとかスケボーとか似ているように見えてしまうのです・・・
失礼ですよね、ハイ、すみません。。。)
はい、「真夏の大冒険」、スケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した
西谷椛選手です。
ちなみに、村瀬選手は「むらせここも」、西谷選手は「にしやもみじ」と読みますね。
私の周りには、「椛」の漢字が付く人いないな~と思って調べてみました。
「椛」は常用漢字ではない。
2004年9月に人名用漢字に加えられたもののようです。
1951年5月に92字、1976年7月に120字、1981年10月に166字、
1990年4月に284字、2004年9月に983字と変遷してきているようなので、
2004年9月の改定がいかに大きかったかが分かりますね。
そしてその後は、1、2字の追加はありますが、
常用漢字に追加されたものを削除したりして、
2017年9月に863字となっているそうです。
村瀬選手は2004年11月生まれ、西谷選手は2007年8月生まれ。
村瀬選手は、「椛」を使った最初の世代の訳ですね。
どうりで、周りにいない訳だ~
「椛」は私が中学生時代から使っている「大修館 新漢和辞典 三訂版」
(1991年発行、大修館書店)によると、
「①もみじ。紅葉。②かば。樺の俗字。」と書いてあります。
そうか!「樺」なのか!!
樺山さんの樺か!と、はたと思い当たりました。
樺山さんっていう知り合いいないけど(笑)
近代史に樺山さん出てくるでしょ。そんなレベル。。。
と思って、日本史の教科書を調べてみたら。
いましたよ、樺山さん。樺山資紀さん。
鹿児島出身(薩摩藩士)の海軍大将。
でも、それほど頻出でもないらしい・・・
何で私、樺山資紀の「樺」だと思ったんだろう・・・と思ったら。
夫の会社の知り合いに、樺山さんがいるんでした。
しかも、樺山資紀は「ひいおじいさん」らしいです。
そっか、そっか。だから何か、「樺」が身近な感じがしたんですね。
でも日本史を調べているうちに、また新たな疑問が。
「樺」は「かば」と読むのに、なんで「樺太」は「からふと」なんだろう・・・。
こりゃまた、樺太の歴史を調べないと分からんな・・・
・・・「椛」について、思ったことでした。