こきあブログ

冬眠したいアラフォー主婦のちょこちょこ雑記

育休明けで感動したこと

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前回の記事から引き続き。育休明けネタです。

 

育児休業が明けて、復職した時。

久しぶりの職場で、少し緊張がありました。

でも、席も同じ、職場の人間関係には異動等で少し変化がありましたが、基本的には大きな変化はなく、「戻ってきたな~」と思いました。

 

もちろん、保育園に預けている子どものことも心配は心配でしたが、「元気に、泣かずにやっているかな」「初日から熱出しましたコールはないよね」と少し気になる程度。

 

そして、育休明け初日の仕事が始まり、特に大きなこともなく、終業時間を迎えました。

でも、私にとっては、約1年振りの仕事が、なんと新鮮に見えること!

「私、こんなことやっていたんだな」と、慣れがなくなって前より少し要領が悪くなりつつも、以前のやり方を振り返りながら、仕事に取り組みました。

 

そんな育休明け初日に、私が感動したこと。

 

1.何もせずに、ちゃんとしたお昼ご飯が出てくる!

 

当時働いていた会社は、社員食堂がありました。

お昼休みに友人たちと社員食堂に並びながら待っていると、栄養バランスの考えられた、温かい定食が出てくるではないか!(私が注文したものです)

すごい感動して、思わず「何もしないで、あたたかいごはんが出てくるなんて~」と口に出してしまいました。

怪訝そうな顔をする、子どものいない友人。

 

育休中、温かいごはんを食べていない訳ではありません。

毎日、赤ちゃんのお世話が大変で、温かいごはんを冷めてから食べざるをえなかったという訳でもなかったです。

育休中、私だけが料理をする訳でもなく、夫が食事を作って出してくれることも、もちろんありました(夫はレストランでバイトしていたことがあるので、一般的な男性よりは料理が得意です)

 

でも、でも。

食堂に行きさえすれば。何にもしなくても(給料天引きなので支払いもない)温かいごはん、しかも定食が食べられる!なんということ!!

自宅では、(夫がいなければ)自分が自ら動いて、自分用の昼食と子ども用の昼食を用意しなければなりません。

子どもは冷凍してある離乳食を解凍・あたため、自分はせいぜいがインスタントラーメンか納豆ごはん。

この労力の差と、食事内容の差が、感動につながったんでしょうね・・・

 

2.自分の時間が持てる!そして身軽!!

 

育休中は、どこへ行くのも子どもと一緒です。

歩くときは抱っこ紐で抱っこして、車の時は子どもをチャイルドシートに乗せて。

常に自分の動きよりも先に、まず子どもの準備を済ませ、行動します。

 

それが。通勤電車に乗った途端。

「うわ、ひとりだ!・・・」「なに、この久しぶりの感覚・・・」

「この時間は、ネットを見ても、本を読んでも、誰にも邪魔されないんだ。すごい・・・」

普通の人は、通勤電車に乗っても、まさか自由だとは思わないでしょう。

逆に、なんでこんな窮屈な思いをしなければならないのかと思う人の方が多いと思います。

でも、四六時中子どもと顔を突き合わせている環境から来ると、通勤電車さえも自由に溢れているように見えました。「この時間だけは、誰にも支配されない・・・」

 

そして、電車から降り、会社へ向けて歩く時。

歩くスピードが速い!自分のペースで歩ける!!

いつも子どものことを気にしながら歩くのではなく、自分の自由に動ける!なんて身軽なの~!!

 

 

育休が終わり、子どもは保育園に預けて、自分は仕事へ。

そんな日々が続くと、初日に感動したことなどそのうち当たり前のことになってしまいます。

でも、当たり前になってしまっても。

初日のこの感動は、今でも私の記憶に鮮やかに残っているのです。