きゅうりのとげ
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この春からプランターでの家庭菜園を始めた我が家。
きっかけは、長女が小学校であさがおを育てることになったからでした。
通常は、小学校の授業であさがおの種をまき、成長を観察するそうです。
しかし、今年は新型コロナウイルスの緊急事態宣言で小学校が休校。
あさがおの種をまく時期を逃してはいけない、ということで、登校日に鉢と土、肥料、種を渡され、お家で種をまき、毎日観察してくださいとのこと。
毎日、芽が出たかな、お水はあげたかな、と植物のお世話をしていると、せっかくだからなんだかもっと、楽しみたい気分になってきました。
そこで、食べられるものを育てよう!と、追加で鉢や土、肥料を買い足しました。
もともと、土いじり、植物を育てることに全然興味がないワタクシ。それどころか、こういうことって、私の嫌いな”虫”が絶対絡んでくるじゃないですか。
土の中に虫がいるとか、卵が産みつけられたとか、ほんと嫌なんです。
しかも、子どもの時、季節ごとに両親が庭の木や芝生の手入れをしている様子を見て、「大変だなぁ」と思っていた(というか、母は露骨に文句を言っていた)ので、新居を建てる時には、これでもかというくらい土をなくし、コンクリートにしてしまいました。
北関東の田舎のくせに、土は門柱の下のわずかなスペースだけ(笑)
なので、今回土をあまりにも減らしたことを少しだけ後悔しました。
ま、でも、プランターにすればいいので、やっぱり冷静に考えると、これでよかったとも言えます。
で、プランターにトマト、ミニトマト、きゅうりを育てることになりました。
日々のお世話はなんとなく夫が担当(笑)
夫は支柱を立てたり、受粉させたり、虫が湧いたからと言って木酢液をうすめてかけたり、こまごまとお世話をしています。
義母譲りで、こういうものにはめっぽう愛情深く接する人です。
私と子どもたちは、収穫を楽しみに待つだけ(笑。なんて楽な立場なんだ・・・)
そして、この数週間できゅうりが5本くらい収穫できました!
子どもたちも、きゅうりがなっているのを初めて見て、感慨深げな様子。
2人それぞれ、枝からきゅうりを切りました。
この経験が、子どもたちにどんな影響を与えるかな。
収穫したてのきゅうりを見ると、細くて鋭いとげがいっぱい。
キッチンの台に置くときには、優しく置かないと、そのとげがつぶれて「プチッ」という音が聞こえてくるほど。
「きゅうりはとげがトゲトゲしているほど新鮮だ」と今までも聞いてきました。
スーパーや八百屋さんに行って、袋の上からきゅうりを優しく触って、できるだけとげのところがボツボツ出ているものを選んできました。
けれど、私、40年間生きてきて、初めて知りました。
とげがボツボツ出ているものが新鮮なんじゃなくって、とげが細く鋭く尖っているものが新鮮なんじゃん!!
いや~、この年になっても、新しく知ることってあるんですね。
まさしく、百聞は一見に如かずです。