こきあブログ

冬眠したいアラフォー主婦のちょこちょこ雑記

我が家の2歳児くん

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目下、魔の2歳児、イヤイヤ期真っ最中です。

 

なんですかね~、毎朝保育園に送り届けるだけで、ぐったりと疲れるのは。

 

よく聞くようなエピソードよりは、マシなはずなんです。

基本的には穏やかな性格の我が子。

 

出先でひっくり返って地団駄を踏むような経験はありません。

スーパーで帰らないと主張してどうしようもないので、

暴れて泣き叫ぶ子を横抱きにし、生きのいい魚よろしく捕まえて、

皆様に注目されながら帰ったことはありますが。

 

保育園の先生には、「こんなにちゃんとできるし、ママを困らせることなんてあるんですか?」と言われました。

外面がいいんです、毎日困ってますよ。。。

 

そんな彼にも、変遷がありました。

 

まず、2歳になる前、1歳後半くらいから。

「ごはん食べよっか」「や」

「お着替えしようか」「や」

「オムツ替えようね」「や」

もはや、「や」がどこかの国の、肯定を意味する言葉なのではないかと錯覚するほど、何の抵抗もなく発せられる言葉。

でも、次の瞬間には自分が否定したことなど忘れてされるがままになっている1歳児。

ここはまだ序の口でした。

 

次、2歳前半。

「や」病が残りつつ、だんだんと何でも自分でやりたい、やれる気になってきました。

でも、自分のイメージ通りには進まず。

親は二度手間プラス余計な仕事が増えます。

 

ある日の朝。朝ごはんのお片付け。ちゃちゃっと片付けようとすると「できるのー!」

片付けようと重ねたお皿は、今まであった場所に戻され、彼の中の初期状態からのスタート。あぁ、重ねたお皿の裏に付いたパンくずがテーブルの上に・・・仕方ない、ここでグッと我慢。自分でやらせるのが、一番短時間で終わる。。。

お皿を重ねてキッチンまで運びます。えっちらおっちら。早くしてくれと心の中で祈る。顔は笑顔、「がんばれ、がんばれ」と応援。途中で持っていたコップの中の水をこぼす。母、笑顔消える。

 

ある日の夕方。外出先からの帰り。彼の手洗い・うがい。

手を濡らして、ハンドソープを付け手洗い。しめしめ、今日はスムーズに手洗いができた。このままの調子でいけば・・・。

「うがい、すーの(するの)」コップを取ってあげようとすると、「じぶんでできるの!」あ、ハイ、すみません。

取ってあげたコップをおぼつかない手でもう一度元に戻し、再スタート。

コップに水をなみなみと入れ、口に少しだけふくんでべぇー。そんなんじゃ、日が暮れてしまいます。上を向いてガラガラうがいが出来ると過信して、やってみる。口から水が溢れて、洋服を着替える羽目になりましたとさ。

 

現在、2歳後半に突入。

お正月明けに、少しイヤイヤ期マシになってきた!?と思ったのもつかの間。

もーなんでも時間がかかります。

「お着替えしようか」

もはや何も言葉は発さず、踊っています。「へーんしん!」「あーんぱーんち!!」殴られます。男児、結構な力。いたたたた。

「お母さん、痛かったよ。・・・はい、お着替えしようね」

何も言わずにご機嫌で踊りながら、何かと戦う彼。「あーんきっく!」

「いいから、・・・時間ないから、お着替えね」

「やだよ~(笑)!」

もはや、着替える気はないのだなと諦め、他のことを進めたほうが精神衛生上よかろうと他のことに取り掛かると・・・

「お手て、取って!」

着替えるために袖を引っ張るよう指示されます。着替えるのかい、じゃあさっきやってくれよ。

なんとかパジャマの上下を脱いだと思ったら。

「はい、オムツ替えようね」

パンパンのオムツで踊る彼。「ぱーんち!」「きーっく!」「〇〇××△△、とぉー!!」

もはや言語化できません。なにかの呪文を唱えます。

なんとかオムツを脱がせたと思ったら。今度は全裸で踊る彼。

「はい、遅れちゃうからね、オムツ履こうね・・・」

まだトイレトレーニングが進まない彼。そのまま漏らしたらと思うと気が気ではありません。

「もういいから、とにかくオムツは履いて!!」だんだんと語気が強くなります。

 

この攻防が、朝は「着替え」「オムツ替え」「体温チェック」「鼻かみ」「ジャンパー着用」「靴を履く」「車に乗る」「チャイルドシートに座る」まで毎回あります。

すすんでしてくれるのは、「朝ごはんを食べる」「薬を飲む」くらい。

時々、保育園の登園バッグを持つ持たないの軽い戦いも挟みつつ、次から次へと攻防は続きます。

 

 

最近、思うんです。

これって、信号待ちみたいだなって。

よく行き慣れたところって、だいたい道筋が決まっていて、そこまでの信号の数も分かっていて、あとこれくらいで着くかなって予測が立つじゃないですか。

 

だいたい10分で着きそうって目測がたっているところに、全ての信号で引っ掛かる。それもただ引っ掛かるだけじゃなくて、ある信号では工事車両が片側車線を塞いでいてなかなか通れなくて迂回させられた、ある信号では手前に動きがよく分からない駐車車両が止まっていて、しかもその車が右折して信号を2回待つことになった・・・とか。

そうやって、本来スムーズにいけば何でもないものが、毎回毎回信号で止められていたら・・・すっごいイライラしますよね。今まさに私は、それでイライラしているんだなって思います。

 

成長のためには仕方がないと分かってはいるけれど、どうしてもイライラしてしまう。でも、そのイライラも仕方ないと思えば、少しは客観的に見られるかも?と思っています。

 

でも、素直に聞いてくれるときはとっても可愛いんですよ。

そして、寝顔も。

朝方、寝ぼけながら「かか、抱っこして~」とぎゅっと抱き付いてくる可愛さ。

 

まだまだ「赤ちゃん感」が残るその顔と身体で、母を翻弄する2歳児くん。

イヤイヤ期が終わったら、その「赤ちゃん感」もなくなってしまうのが寂しくもあるのです。