こきあブログ

冬眠したいアラフォー主婦のちょこちょこ雑記

ほうれん草の洗い方

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今が旬のほうれん草。

美味しいし、栄養も豊富だし、料理に使いたいですよね。

 

でも私には、少しだけ抵抗があります。

・・・「洗うのが面倒くさい!!」

 

私の洗い方。

それは台所用の桶に水を張り、一把のほうれん草をバサーっと水にあける。

根本の方の茎を1本1本切れないように広げながら、水道水を細く出し、その水を当てながら指先でこすり洗いし土を落としていくというもの。

全ての根本を洗い終わったら、桶に水を張り直し、葉っぱのほうをばさばさと揺り動かしながら、ひどい汚れを見つけたら手でこすっていく。

汚れがひどい時は、これをもう一度繰り返す。

 

このように、母も洗っていました。

結婚前に通った料理教室でも、このように教わりました。

葉っぱの方は結構雑ですよね。もっと丁寧に洗っている人もいるでしょう。

 

でもでも、我が家はたいてい一度に2把調理するので、これだけで普通に30分くらいかかります。

時間があるときはまだいいです。でも他に手がかかるメインの料理があったりするとほんと億劫です。

しかも冷水で洗っていた時はなおさら(最近は冷水で洗うことはきれいさっぱり諦めました)。

 

ほうれん草だけでなく、小松菜も。

小松菜の方が根本がきゅっとしまっているので、広げるのが大変で余計面倒くさい。

しかも土がこびりついていることが多くて落ちにくい。

 

面倒くさくて嫌なんだけど、他の野菜と比べると、特にこの時期量もたくさんだし値段もお得で避けては通れない。

今日はほうれん草、小松菜を料理しなきゃな~と思うとなんだか気が重くなっていました。

 

私が「面倒なんだよね~」というと夫は、「根本を切り落としてから洗えばいいじゃん。短時間で終わるよ。レストランでもそうやっていたよ」

夫は大学時代、イタリアンレストランのキッチンでバイトしていたので、料理はひと通りはできます。ちなみに、私は彼にパスタを作ったことはありません。彼よりうまく作れるはずがないので。

 

うーむ、根本を切り落としてから洗うのはなんか嫌なんだよなぁ。

母の、そして料理教室の教えに背くから?

なんか、基本をないがしろにしている感。

根本以外にも付いているであろう土をちゃんと洗い切れない予感。

結局、今までどおり洗うのが一番なんじゃ・・・

 

そう思って今まで来ました。

 

でも。最近本当に時間がない。

料理にかけている時間をできる限り短縮したい。

 

「こうしなくちゃ」という、自分で自分に課していた枷をとっぱらってみました。

(ただ単に、ほうれん草の洗い方を変えただけで大げさな。。)

 

その1.ほうれん草の1株ごとの根本を包丁で切り落とす

その2.水を張った桶に入れていく

その3.やさしく洗っていく

 

結局1本1本洗うことになってしまいましたが、茎にそんなにひどい汚れは付いていない。しかも、洗った後の桶には、土がいっぱい落ちているので、これでも汚れが取れていそう。

これなら、しばらく水にさらした後なら、ばさばさっと雑に洗ってもいいかも。

 

今回は、2把分の根本を切ってから桶で洗ってしまったので、まとまらなくて収拾がつかなくなってしまいましたが、一把ずつ切る→洗うをすれば、今後は大丈夫そう。

 

母に言ったら、「根本のギリギリまで食べられるのにもったいない」とか言われそうですが、いいんです、もう母は亡くなったので面倒な小言を言ってくる人もいない。

それに、生の場合と、茹でた後の場合と、切り落とす量はそれほど変わっていないように見えます。

 

ただ1つ、デメリットが。

バラバラの状態で茹でるので、当然まとまらず、茹で上がった後は茎部分と葉部分が混在。

今まではくっついている茎を束ねてまとめて切っていたので、まな板上のきれいさの差は歴然。

でも、いいんです、まな板の上で食べる訳じゃないし。

そこからお皿に盛り付ければ、葉も茎も一緒になるし。

そもそも、家族に出すので美しさは二の次です。

 

とりあえず、「ほうれん草を洗う時間を短縮して食べる」という目標は達成しました。

何事も、先入観を取っ払ってやってみることは大事ですね。

ここまで生きてくると、なかなか先入観や自分のルールを覆すことは難しいですけど、背に腹は代えられぬという状態が変えてくれました。

しばらく、これで試してみたいと思います。

 

でも、ここで悩みが1つ。

子どもたちにほうれん草の洗い方を聞かれたら、どちらを言ったらいいのか。

キッチンで洗い方を観察されるようになるまでには、答えを出さないといけないですね。