トカゲ in my car（><)

まだまだ暑い今年の夏の、ある朝のこと。

前日は、ゲリラ豪雨で夕方は大雨（北関東の夏には比較的よくあること）。

翌朝にはカラリと雨が上がっていて、まだ爽やかな夏の朝日が差し込んでいました。

長男を保育園に送っていくためチャイルドシートに乗せようと、

愛車の軽自動車の後部座席のドアを開けたら。

何かがチョロチョロと、後部座席のドアから車に入っていくではありませんか。

一瞬、ソイツを「なに！？」と見た直後。

「トカゲーーー！！！」と、叫んでしまいました。。。

そばにいた夫と長男。

「どれどれ？」と車に入っていったソイツを追い出そうとしてくれましたが、

どんどん奥に入っていくソイツ。

まぁ、彼（？）の立場になってみれば、どんどん奥に入っていきますよねぇ。。。

その時の長男の送迎は、夫にお任せしたのですが、

何事もなかったように、その車に乗っていく夫と長男。

なんなんでしょう・・・

その後、夫がソイツを車内で探したようですが、見つからなかったそうです。

その日はそのまま、可哀そうなことに、炎天下の車内に放置された彼。

でも、探すと逃げちゃうし、もはやどうしようもない状態に。

夕方、長男を保育園に迎えにいくのに車に乗ったのですが、

とりあえず直近で触るところ、シートや小物入れなどに、

彼が紛れ込んでいないことは確認し、おっかなびっくり、運転しました。

夫は、「この真夏の暑さの車内で、生きていられないから大丈夫だよ」と言いますが、

車内の何かに触った瞬間に、

生きているトカゲが手に触れるかもしれないことを考えただけで、失神案件。

だけでなく、

車内のどこかを見た瞬間に、

可哀そうなトカゲの死骸を見つけるかもしれないことを考えただけで、

こちらもまた、失神案件。

それから約２カ月。

例え暑さを耐え抜いたとしても、

水も食料もない車内では、もう生きていることはないでしょう。

まだ、死骸にはお目にかかっていないのですが、

必要最低限のところしか、まだ見ても触ってもいない生活は続いています。

もう、後部座席にあるサンシェードの裏とか、怖くて見れないですもん。。。

車のどこかの隙間から、逃げててくれれば、

お互いハッピーなんですけどね。

（そんなすき間、車にあるのか・・・？）

それとはまた別の日。

軽自動車に彼が入ってから、約１週間後。

またもや朝。

前日の夕方は、ゲリラ豪雨で大雨。

その日は、家族で遠出をするため、ミニバンに荷物を入れようと、

テールゲートを開けました。

すると、テールゲート付近の裏（地面と平行な面なので見えない）にいたとおぼしき

ものが、私の左足のつま先の５センチ先にポトン。

「ひゃ～～～っ！！」「またトカゲー！！」

・・・私、その場から逃走。。。

夫と子どもたちは、「えっ！？どこどこ？？」

車の下に行ったトカゲは、のぞきこまないと見えず。

ようやく、トカゲの姿を確認した子どもたちは、「ほんとだね～」とニコニコ。

なんでよりにもよって、一番遭遇したくない人のそばに出てくるのよ。。。

私の前に現れるより、夫でも、子どもたちでも、そちらの前に出た方が

お互いハッピーじゃない。。。

しかし、我が家がそんなに山奥にあるのかと言われるとそんなこともないんです。

確かに都会ではありませんが、隣のお宅に家庭菜園はあるものの、よくある住宅地。

それなのに、短い期間に２回も、トカゲと遭遇するなんて（泣）

もうほんと、共存なんてできないんだよぉ～。。。

首都圏に住んでいた頃は、車にトカゲが入ったりしたことなんてなかった、

と嘆く私に、「気づいていなかっただけかもよ」と夫はニヤリ。

えっ・・・

確かに、生まれた頃から住んでいた家は、

隣の家との間はお互いに駐車場になっていて、その間に生け垣があった。

そこに、トカゲだけでなく、大きめの昆虫がいたことも、大いに想定できる。

夜の暗い時間に車に乗る時、一緒に乗っていたとか・・・？

ぞぞぞぞぞーーーーー。

いやいやいやいや。あるかもしれないし、ないかもしれない。

知らぬが仏？

前日の夕方のゲリラ豪雨で、車の下とか車のかげとかに逃げ込んだのが、

朝、車を開ける音でビックリさせちゃったんだと思うんですよねー

悪いのは、ゲリラ豪雨か！

地方は当然のこと、都会の皆さんも他人事じゃないかもしれないので、

お気をつけて！（自分もね）