ほんとに!?都会では帝王切開の痛みはほぼないらしい!
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私にとっては、言いたいことが山ほどある「帝王切開」出産。
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kochia-tohminneko.hatenablog.com
特に第1子の帝王切開後、大変な思いで過ごしましたが、実はその大変さがある意味ムダだった・・・ということが、約7年を経て判明したのです。
2020年から2021年に切り替わる、この年末年始。
いつもは、高校時代の同級生数人と、東京で忘年会or新年会をするのですが、このコロナ禍でそれもできない。
ということで、生まれて初めてオンライン飲み会をすることになりました。
私自身はやったことがなかったものの、夫はすでに2回も実施済み。
なので、夫にアドバイスをもらいながら、当日は久しぶりに深夜までオンラインで語り合いました。
たまたま、4カ月前に出産した子も参加していたので(第3子なのでオンライン飲み会への参加も余裕です)、出産の話に。
参加者の一人が麻酔科医なので、帝王切開の話に。
話の流れの細かいところまでは覚えていないのですが、2回目の出産以降、帝王切開でも麻酔が入っていたから術後がラクで~という話に。
ん?
なに?
帝王切開の後って、傷とか後陣痛が痛くって~っていう話になるもんじゃないの?
麻酔科医の話によると、麻酔には2種類あって、手術の時にその2種類を入れるルートを確保し、手術が終わったら1種類だけになるんだそう。
で、術後、傷や後陣痛で痛みを感じるときには、手元のスイッチを押して麻酔薬が流れるようにしておき、痛みを極力感じないようにしておくんだそう。
「えーーー!!うそ!!そうなの!?痛くないの!!?」
「うん。痛くなかったのよ。生理痛の軽い時くらいの痛みだったよ」
・・・なんてことでしょう。
手術後、翌朝が来るまで眠りに落ちそうになるたびに痛みで起きたり、
翌日から痛みを我慢して、点滴の棒にしがみつきながら、よたよたと歩く練習をしたり、
出産後3、4日経ってからようやく、前日に自然分娩した人と同じくらいのスピードで歩けるようになったり。
あの日々が、なくても良かったということなの!?
「うん。残念だけどそうだね」と麻酔科医。
うそーうそー、誰かうそだと言って。
「だって、帝王切開じゃなくて他の手術でも、患者さんはみんなこうやって麻酔入れて、手術の翌日から歩け歩けって歩かされるんだよ。歩いた方が回復が早いからね」
「いや、私、その痛みに耐えて歩いてたんですけど。。。」
「かわいそうに・・・」
「なんでそんなことになるの?地方の医者の技術がアップデートされないから?」
「ま、そうだろうね。出産だから、手術後の痛みには耐えてもらおう・・・っていうことなんだと思う。首都圏では当たり前にやっていることが、地方の医師にはそういう認識はないようだし、そういう情報も得ていないってことなんだろうね」
地方在住の皆さん、医療の地域差ですよ!
ほんとね~、釈然としないですよね。
私なんて、第1子の時、全身麻酔&お腹縦切り&術後麻酔なしのトリプル時代遅れですからね!
(ちなみに、そこの院長が「建物などのハードをキレイに整えれば患者は来る!」とプライベートで豪語していたと聞きました。北関東のみなさーん、駅近の、白亜の宮殿みたいな病院ですよ~(笑))
私は、2回とも、北関東の個人経営の産婦人科で出産しました。
(1回目と2回目の産院は別です)
総合病院での帝王切開だったら、医師も流動的で新しい技術や情報も入ってきやすいと思うので、時代遅れな手術はされなかったかもしれません。
友人の医師たちの話や、友人の出産話をいろいろ聞いた経験から、今だったら総合病院での出産を選択したかもしれません。
やっぱり、産婦人科医や小児科医、麻酔科医が常駐している病院というのは、何か万が一のことがあっても安心だなと思うのです。結構万が一な事態を聞いてきたので。。。
でも、当時(今も、かもしれませんが)、個室に入院できるというのは、私にとって必須条件でした。
産後、相部屋だと自分自身も気を張って休まらないし、
自分の赤ちゃんの泣き声がうるさくて周りに気を遣ったり、
逆に他の人の赤ちゃんの泣き声で寝られなかったり、といったことが嫌だったのです。
個人経営の産婦人科は、個室をウリにしているところが多いですし。
総合病院だと、高い個室代やいろいろな条件をクリアしないと、個室に入院できないと思っていました。実際、どうなのかはよく分かりません。
これから出産を迎える皆さん。
地方の病院で、個人経営の産婦人科だと特に、私のような、しなくてもいいような痛みや大変さを感じることもあるかもしれません。
患者側がこういう治療がいいと選択することはなかなか難しいですが、やっぱり、少しでも声を上げたり、情報を探して得たり、といったことが、私たち患者ができる精いっぱいのことかな、と今は思います。