こきあブログ

冬眠したいアラフォー主婦のちょこちょこ雑記

ランドセル選び(2)~我が家の場合~

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今年もランドセル選びの時期がやってきましたね~ということで。

前回から我が家がたどったランドセル選びの経緯をお伝えしていますが、今回はその後編をご紹介します。

 

<ランドセル選びでしたこと>

1.ネットで情報収集(1月~)

2.デパートへ実物を見に行く(2月~)

3.インターネットから資料請求(2月~)

4.展示会を見に行く(4月~)

5.親子の希望のすりあわせ(洗脳?)(5月)

6.子どもの気持ちの再確認、小学校の通学路を見に行く(5月)

7.ランドセル決定!感想と後日談(6月)

 

今回は、この5.親子の希望のすりあわせ(洗脳?)(5月)からをご紹介します。

前編については、前回の記事へどうぞ。

 

5.親子の希望のすりあわせ(洗脳?)(5月)

工房系を見て回った結果。

比較的軽めの牛革で、工房系で、色はおしゃれ(だと親が思う)なキャメル色か渋めの紫色で親の心はほぼ決まってきました。

 

でも、長女の希望は薄紫、パープル。

これも二転三転します。

ランドセルを見に行っても、本人は「わ~!」とまず好きな色のランドセルに突進。それがだいたいは薄紫、パープルなんです。

でもその後。

「長女ちゃん、水色は違うんだよね?」「赤は?赤も可愛いよね」「このお姉さんっぽい紫(渋めの紫)もステキじゃない?」と言うと。

「うん!水色も可愛い♡」「赤は~、やだぁ」「でもこのピンクが入っている赤だったら可愛い♪」

親が、選択肢から除外しようと確認のために言ったものについても、選択肢に出たり入ったりするので、一向に本人の希望がつかめません。

 

親の心は、だんだん渋めの紫へ。

それを察知してか、売り場のお姉さんも「薄紫は赤ちゃん紫だよ。これはお姉さん紫。かっこいいよね♪」と、長女の心が渋めの紫に向くように(洗脳?)筋道を作ってくださいます。

ちなみに、この店員さんたちも、元保育士さんとかもいて、子どもの心をつかむのがとても上手でした。

 

そして、長女も「長女ちゃんは、お姉さん紫にする!かっこいいもん!」と、親の心も子どもの心も8割がた決まりかけていました。

 

6.子どもの気持ちの再確認、小学校の通学路を見に行く(5月)

ほぼ決まりかけていた工房系の渋め紫のランドセル。

でも、私はどうしても娘の気持ちが気にかかっていました。

本当に、心から、その渋めの紫のランドセルを欲しがっているようには見えなかったのです。親がそういうから、無理しているように思えてきて・・・。

 

「長女ちゃん、本当は薄紫、パープルのランドセルが欲しいんじゃない?」

「ううん、お姉さん紫の方がかっこいいよ。この間のお姉さんも言ってたし」

「本当のこと言ってごらん。お母さんは、薄い紫の色もかわいいと思うよ」

「・・・(沈黙)・・・・・・やっぱり薄い紫が好き・・・」

 

そこで、思ったのです。

これで、親の希望の渋い紫にしてしまったら。娘はランドセルが好きじゃないまま小学校に通うことになる。

薄紫、パープルにした時の親の懸念は、低学年のうちは好きな色かもしれないけれど、高学年になったら嫌いになって背負わなくなってしまうんじゃないかということ。

でも、たとえそうなっても、低学年のうちは好きな色を持っている満足感があるはず。

低学年のころも「なんか違うな・・・」と思いながら背負い続けて、高学年になっても実は好きな色にはならなかったとしたら。6年間好きな色でもないランドセルを背負って小学校に通う娘が、すごく不憫に思われたのです。

 

そしたら。高学年になって嫌いな色になる懸念を払しょくすればいいんじゃない?ということで。

ある朝、家族そろって、通う予定の小学校の通学路に、みんながどんなランドセルを背負っているかを観察しに行きました。

 

すると、なんとびっくりしたことに。

女の子で1番多い色は、薄紫か水色でした。これがたぶん4割くらい。

カタログやブログ等によると、こういったパステルカラー系はだんだん下火になってきていて、今は赤が一番人気とのことだったので、正直この光景は意外でした。(都市部はそうなってきているのかも?)

1年生とおぼしき小さな子も、薄紫か水色が圧倒的でした。

残りの3割くらいが赤色、残りがキャメルだったり、ピンクだったり、薄緑だったり、濃い紫だったり。

 

分かっていたつもりではありましたが、実際に見てみると本当にみんな色とりどりのランドセルを持っていました。

これを見て。こんなに薄紫や水色の率が高いのであれば、高学年になってたとえその色を好きでなくなっても、お友達から「カッコ悪い色!」とか言われて背負わなくなるリスクは低いのではないかと思いました。

 

薄紫、パープルにした場合は、牛革のものはないので、人口皮革になります。

夫の希望はかなえられませんが、夫も実際に自分の目で通学路を行き交う小学生の列を見て、子どもが希望する薄紫でもいいかと思えたようです。

 

7.ランドセル決定!感想と後日談(6月)

そうして、娘のランドセルの色は薄紫色に決定、色々な項目を吟味して、セイバンの天使のはねの「モデルロイヤルベーシック」に決定しました!

 

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いや~ここまで長かった!

でも、親の希望と子どもの希望を突き詰めて考えて決まったので、これでよかったと思っています!

なかでも、通う予定の小学校の通学路を見に行くのはおすすめです。

これをしたことによって、百聞は一見に如かず、娘がランドセルを背負って小学校に通う姿がイメージできました。

 

あとは、項目にはあげませんでしたが、ランドセルの取っ手部分(上から見て背中の上部に付いている取っ手)があるかないかというのも、実は隠れたポイントでした。

昨年度は工房系のランドセルでついていないものがありました。

ランドセルを机の横にかけるとき、立った状態の人が立った状態のランドセルを持ち上げるとき等に、あるとないとでは大きく違うなと思いました。

 

セイバンで6月にランドセルを注文しましたが、当初は8月末に手もとに届く予定でした。

しかし、セイバンの製造委託先の会社が倒産したことにより部品の調達ができなくなり、新たな製造委託先と契約をして部品を作りその強度等をテストするため、ランドセルが届くのが遅くなるという連絡がありました。

こういう不測の事態もありますので、売り場に並んでいるランドセルから選ぶので十分と考えている方以外は、早めに決めておくことをおすすめします。

 

振り返って何が大変だったかと思うと、子どもの希望を見極めることが一番大変でした。それは一過性の希望なのか、どこまで子どもの希望を優先させたらいいのか・・・

 

長男の時は、男の子なので、そもそも選択肢が女の子ほどないのかも?

サクッと決まることを期待しています。。