こきあブログ

冬眠したいアラフォー主婦のちょこちょこ雑記

司法書士事務所に行ってきました

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法的な相談って、したことありますか?

 

何か問題が起こった時。

離婚とか、交通事故とか。そういう場合は弁護士事務所に相談に行くんですかね。

でも、弁護士事務所って構えてしまいますよね。

ちょっと調べてみたら・・・

初回相談料30分無料というところもありますが、それ以降は有料。もちろん、初回相談から有料のところも多いです。

離婚の場合、着手金は20万円~っていうところが多いですね。20万円からって!

確実に多いお金が取れる場合はいいですけど、なかなか抵抗のある金額ですよね。。。

 

で、私は離婚をしたいわけではありません(笑)

 

他の記事にも書きましたが、現在相続について話し合い中なのです。

で、話し相手はおじおば。

祖母の相続について、父が亡くなっているため代襲相続(父の代わり)で私が相続人となっているものです。

そのおじおばが、(前からなのですが)法的に意味不明なことを主張してきたのです。

特に不動産について。

 

それに対して、「いやいや、それはおかしくないですか?」と言いたい。

でも、普通に考えればおかしいけれど、それを主張する証拠がない。

私は、宅建士の資格試験を受けたことがあるので、普通の人よりは法律や不動産や相続に関してはすこーしだけは分かっているつもりだけれど、いかんせん合格している訳でもないので、何のアピールにもならない。

「そうは言っても、法的にはこうなんですよ」と押し戻したい。

 

という訳で、弁護士事務所を探してみるも、お金がかかりすぎる。

弁護士をやっている友人も言っていたっけ。

よほどのことがない限り、相続で弁護士を依頼しない方がいい、全部持って行かれるよって。

ちなみに、これ、離婚も同じだそうです。。。

 

そこで。不動産の登記をするのは、司法書士

(これは過去にまた違う相続で登記をしたことがあるので分かっていました)

司法書士ということは、司法の書士なのだから、素人よりも法律については詳しいはず。

だったら、弁護士までの専門性はなくとも、法的な見解を聞くことはできないのか?

ということで調べてみると、どうもそういうニーズに応えてくれるところもありそう。

ということで、探して行ってきました。

 

普段、私たちが暮らしている上で、司法書士と接するのは、こんな時でしょうか。

 

・マイホームを購入した時に登記をする

・相続で取得した不動産を登記する

・過払い金の相談

(これは弁護士にも司法書士にも相談できますよね。最近少し落ち着いてきましたが、一時期ものすごい量のCMが流れていましたね)

 

実は、一昨年に土地を購入、注文住宅を建てた我が家。

土地を購入した契約の場に司法書士いました。建物完成後も、司法書士から権利証が送られてきました。

その昔、母のサポートをして実家を売却した時にも、司法書士が契約の場にいました。

 

普通、不動産の売買を仲介してくれる不動産会社が契約時に司法書士を連れてきてくれるので、それほど意識しなくても、言われるがまま書類にサインしハンコを押しているだけで、登記に必要な作業って終わってしまうんですよね。

そんな、意識しないと何をしているんだか分からない司法書士ですが。

 

我が家では、存在感高めです。

 

まず、今回の相談に行く前に。

実は他の司法書士事務所にも相談に行ったことがあるのです。

それは、約1年半前。

今回の相続に着手する前に、父が名義人になっている不動産を、父の相続人である私名義にしなければ不動産の売買ができない、さっさと名義を変えろ!ということをおじおばが言ってきまして。

土地を購入した時、家を建てた時に登記をしてくれた司法書士事務所に連絡をして、相談に行ってきたのです。

1歳半前後の息子を抱っこ紐で抱っこして動きを封じながら、3、4回は事務所に赴いたでしょうか。

 で、まぁ酷かったです。土地購入・家建築をしてくれた不動産会社が言うには、地元では1番と言っていいくらい多くの登記を扱っている事務所だそうなんですけどね。。。

 

初回の相談時。30分以上遅刻されました。遠方で打ち合わせがあったとのこと。

子連れなんでね、私はいいけど子どもを待たすのが大変なのよ。

スケジュールの入れ方に問題があるんじゃないの。

 

それでも。士業ですから。我々一般人にはできない専門性があるんでしょうから。

一応「先生」と呼び、低姿勢でお願いしましたよ。

 

結局内容を間違えて登記されて、2回も登記することになりましたよ。

期間も、最初相談に行った時から約半年もかかりました。

 

極めつけは。

正しい内容で登記が完了した時の書類全般を持参してもらった時のこと。

(普通は、こちらから出向くのですが、私が間違った登記をしたのに怒り心頭だったため、向こうから持参しますといってきた)

司法書士ではなく、サポートの中高年のオバサマがいらしたのですが。

 

顧客(私)の名前や住所、相談内容が書かれたお客様カードっていうですか?それに書かれた住所を見て、うちを訪ねてきたらしいんですが、そのカードを紛失。

「カードご存じない?」

知りませんけど。

しばらく探して、「じゃあ仕方ないわね」ということで書類の受け渡しをしたんですけど。

お帰りになった後、少し気になって、オバサマが乗ってきた車を停めた、我が家の駐車場を見てみたところ。

ありましたよ、他の車のかげに。

 

名前、住所、電話番号のほかに、登記する対象の不動産の内容とかまで書かれてあって、ものすごい個人情報なわけですよ。

こんな個人情報落とす!?

そして落としても、「仕方ない」わけ!?

 

はー、ほんとに信頼できません。

地方だからレベル低いとか?(←地方偏見ですかね?)

こんなんだったら、私でもできるんちゃう?

 

ということで、インターネットで探して、新しい司法書士事務所を開拓したんです。

 

そこは、インターネットでの顧客獲得にも力を入れているらしく。

ホームページもきれいで分かりやすい。情報量も多い。

代表は・・・年下。なるほど。だからネットにも力を入れているわけね。

でも、経験数が多くても忙しかったり、高齢者で話がスムーズにつながらない人(誰とはいいませんが)よりかは、瞬発力があっていいかも。

 

私が心掛けた点は4点。

 

・相談内容が込み入っているので、分かりやすく説明すること。全体像を描いた表のようなものを持参しました。

・質問することを箇条書きしていき、話の流れ次第で取捨選択できるようにしたこと。

・(質問内容などから)ある程度法律を理解していることが伝わるようにし、丸投げしないこと。

・「先生」「先生」と必要以上に低姿勢にならず、けれども呼称は先生とし、(知識量の差はありながらも)対等の立場でいられるようにしたこと。

 

結果、事前の理論武装が功を奏したのか、想定していたことの100%の回答とアドバイスを得ることができました。

 

1点気になることがあるとすれば。

1時間相談無料だったのですが、40分になったところで、「次の時間の相談の方もいますので・・・」と切り上げられ、事務所を出て車に乗ったら、開始からきっかり45分だったこと。

ホームページ上で見たら、次の時間の相談は空いていたはずなんですけどね・・・

 

まぁ。ボランティアではないですしね。あちらも商売です。

今後何かあった時には、お願いしますと言ってきたし(そして、何かある可能性はまぁまぁある)。

 

ちなみに、調べたところによると、司法書士に支払う費用は。

登録免許税(この不動産は私のものだ!と登記するのにかかる税金)と司法書士報酬で成り立っています。

登録免許税は、その不動産の価値などから算出されるため、どこの司法書士事務所で登記しようと同じ額になるはず。

一方の司法書士報酬は、司法書士が自由に決められるそうです。

(「司法書士が業務を行ったときに受ける報酬については、各司法書士が自由に定めることになっています。」日本司法書士会連合会ホームページ『司法書士の報酬』より)

 

本当に依頼することになった場合、相見積もりを取ったりして、登録免許税と司法書士報酬が妥当か、チェックした方がいいかもしれないですけど、そんなこと出来るんですかね・・・

 

依頼することになった場合は、また続報したいと思います。