こきあブログ

冬眠したいアラフォー主婦のちょこちょこ雑記

花粉症~子どもの方がつらい?~

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています※

いよいよ今年もシーズンが始まりましたね。

情報によると、今年は昨年に比べても、例年と比べても、花粉量はそれほど多くないとのこと。とりあえず、ひと安心です。

 

かくいうワタクシも、花粉症。

処方薬とマスクで、この数カ月を耐え忍びます。

(マスクは今年は不足していて、先が見えないですよね・・・)

 

今は、「エバステルOD錠10mg」なる薬を耳鼻科で処方してもらって飲んでいます。

「今は」というか、かれこれ15年くらいこの薬を飲んでいるでしょうか。

 

その前に飲んでいた「ザジテン」は、私には合わなくて酷かったです。

当時、入社2、3年目。

それまでの仕事ではなく新しい仕事が始まるということで、説明を受けたり、打ち合わせが異常に多かった時。

こういった薬は、花粉症の季節が始まる前から飲んでいた方が、実際に花粉が飛び始めたときに効果が出やすいと聞き、1月中旬頃から飲んでいました。

そして!私は、メンバーが5人しかいない打ち合わせで、毎回うつらうつら寝てしまうという失態を犯していたのです!

どうにかして目を覚まそうと、両腕の内側をつねってみること多数回。

でも、目が覚めるのは一瞬で、また薄闇の世界へ。

あまりにつねりすぎて、腕の内側があざで青黒くなったほどです。

 

花粉症より前の季節だったこともあり、誰も花粉症の薬の影響とは思わず・・・。

そして、仕事内容も、眠気が出た時は雑用で身体を動かしたり、コーヒーを飲んだり、といった眠らない工夫もできない打ち合わせだったことが災いしました。

 

それから。あまりにも仕事に支障が出るので、原因は「ザジテンか!」と思いつき、薬を変えてもらったところ、効果てきめん。それ以降、仕事中に眠ってしまうことはなくなりました。

 

今思い出しても、酷かったですね。薬の副作用って、こんなにどうにも抵抗できないくらいなのかと恐ろしかったです。

 

そんなワタクシ。

実に、花粉症歴は35年くらい。

だいたいどんな人に言っても1番になれるくらい、長いキャリアです。

 

小学校入学前に耳鼻科に通っていた記憶があるのです。

そして、当時は花粉症なんて言葉はなく、「アレルギー性鼻炎」と呼ばれていました。

 

この35年を振り返ってみると・・・

小学生・中学生・高校生くらいが、一番つらかったですね。

 

1.ティッシュ問題

まずティッシュがない。

学生の頃って、ティッシュがポケットティッシュですよね。

(箱ティッシュ抱えて登下校する精神力はなかったですね)

すると、すぐなくなっちゃう訳です。

そして、鼻をかみすぎて、鼻の周りが真っ赤に。

かんだティッシュも、授業中はゴミ箱に捨てにいけないから、

ポケットが大量の使用後ティッシュでいっぱいになるのです。

 

2.花粉量アンコントロール

登下校、体育の時間で容赦なく外に出され、

掃除の時間で空気の入れ替えと称し、花粉を大量に含んだ外気が室内にやってくる。

容赦なく、花粉量を自分でコントロールできない状況下に置かれるのです。

 

3.花粉症への無理解

そして、1番大きいことは。周囲の理解。

「花粉症」という言葉がまだなかった時代や出始めの頃。

 

高校生の頃、マスクをして最寄り駅まで自転車で急いでいるときに、道を通っている見ず知らずのトラックの運転手に、「よぉー、ねーちゃん、花粉症か!?(笑)」と言われました。

 

まず、マスクをしている人が珍しかったのでしょう。

そして、テレビなどで少しずつ言われだした「花粉症」っぽい人が目の前にいたので、からかってみたくなったのでしょう。

 

でも、当時いたいけだった高校生の私は傷つきました。

 

 

当時と比べて。

なんて、花粉症の人が暮らしやすくなったのでしょう。

 

まず、花粉症の人が多くなり、圧倒的な市民権を得たこと。

そして、マスクをしていることが異常でもなんでもなく、マスクも市民権を得たこと。

(意識しないと分からないですが、25年前は街中でマスクしている人はものすごく少なかったですよ)

この2点により、春がなにより楽になりました。

 

ちなみに。花粉症でもマスクを付けないで我慢している方。マスクが嫌いという方。

騙されたと思って、通勤・通学時間だけでもしてみてください。

(そうは言っても、今のご時世、マスクがないんですけど・・・。通常時に戻ったらですね)

朝、花粉が体内に入ってこないだけで、午前中の効率がものすごく良くなりますよ。

私も、入社直後まで「カッコ悪い」と我慢していましたが、オフィス内ではしないで通勤時間だけでも付けてみたら、びっくりするほど、マスクが花粉を防いでくれていることが分かりました。

 

そして今は。

1のティッシュ問題も、すぐそばに箱ティッシュが常備され、

2の花粉量アンコントロールも、室内で仕事をしているし、

3の花粉症への無理解も完全に払しょくされ、快適な花粉症生活です。

 

薬が飲めなかった2度の妊婦、授乳中の時も、学生時代に比べると、私は全然辛くなかったです。

 

実は、子どもの方が、花粉症で辛い思いをしているかもしれないと思う今日この頃です。