こきあブログ

冬眠したいアラフォー主婦のちょこちょこ雑記

久しぶりの裸眼視力検査

先日、久しぶりに健康診断に行ってきました。

前職を辞めて以来だから、数年ぶり?

 

夫からは、「早く健康診断、行ってきなよ~」と言われていたものの、

なかなか重い腰が上がらなかったのです。

男性、特にサラリーマンは、

会社で健康診断の日程を割り振ってくれるから、

仕事の調整だけをすればいいですよね。

 

でも女性で、特に自営業や主婦の方って調整すること多くて、

だんだん面倒くさくなってきちゃいませんか?

 

そもそも、妊娠してたら検査できないこと多いし、

出産後数カ月はそれどころじゃないし、

授乳してたら乳がん検診受けられないし。

やっと授乳時期が終わったと思っても、今度は

子どもの予定との調整、家事の調整、当然仕事の調整、

そして、自分の体調の調整。

ご存じないかもしれませんが、女性は生理中だと検査できないことがあるので、

健康診断日をずらさないといけないんですよー

(検査できなかった項目を日を改めて検査しなきゃいけなくて二度手間になるので)

 

「・・・はぁ~、男性は仕事の調整だけすればいいから

簡単に早く行ってこいとか言えていいよねぇ・・・」

 

女性(私)と10年以上一緒に暮らしていても、

男性(夫)はそういうことにも気づかないようです。

ほんと、男性の身軽さが羨ましい・・・

 

それはともかく。久しぶりの健康診断です。

意外と身長縮んでいない!(笑)とか思ったものの、

一番驚いたのが視力検査でした。

 

検査自体(機械とか)は、数年前と変わっていないのですが。

相当久しぶりに裸眼での視力検査を受けました!

 

裸眼での視力検査っていつぶりだろう・・・?

たぶん、大学生以来??

 

社会人になってからは、いつもコンタクトを付けていたので、

健康診断でも矯正視力しか測りませんでした。

でも今回は、日常生活でもメガネをかけているし、

コンタクトを付けるのはちょっとオシャレをしたい時くらいなので、

何も疑問に思わず、フツーにメガネで健診に行ったのです。

 

そもそも、メガネだったから裸眼検査をしたのか?

たまたまその病院がそういう方針だったのか?は定かではありません・・・

 

 

「はいっ、じゃあ、まず裸眼から視力検査するので、

メガネをトレイに置いてくださいね~」と看護師さん。

 

(裸眼!?)と心の中で驚くワタシ。

 

[看護師さん]「機械の指示どおりに、レバーを動かしてくださいね」

 

[機械]「検査ヲ始メマス。記号ガアイテイル方向ヲ教エテクダサイ」

 

[私](はっ!?これ、始まってるの!!?)

 

私の視界は・・・一面まっしろ。とてつもなく白くぼやけた世界。

記号って・・・例の「C」マークよね?そんなもの、ここにあるの?

 

[機械]「記号ガアイテイル方向ヲ教エテクダサイ」

 

催促されました。。。

見えないものは見えないんですよ。。。

私の方が、教えてほしいくらいです。。。

 

諦めて、見えない申告「×」マークを押すワタシ。。。

 

そんなことを繰り返し・・・検査終了。

 

[看護師さん]「裸眼は、0.1未満ですね」

 

[私](・・・で、しょうね・・・)

 

 

いや~、0.1未満ってこんなにも見えないことを改めて実感。

たぶん・・・ですが、だいぶ良い視力の方対象の記号の大きさで、

最初出したと思うんですよね・・・。

0.1や0.2くらいの「C」マークの大きさであれば、

さすがの私でも、存在くらいは分かるはず。。。

 

視力検査で、視界がまっしろにしか見えないって、

もうびっくりです。自分が一番びっくりしています。

そんな世界で生きているんですね、私。。

 

ここがヘンだよ、我が町の運転マナー!(2)

もう定例的になってきました(笑)

私が思う、「なんなの、これ!?」と思う、我が町の運転マナー。

 

①「対向車とお互い右折の時、同時に右折しない」

②「赤信号待ち、対向車が右折でも譲らない」

を書いた(1)に続き、後編です。

 

(1)はこちらからどうぞ⇒

kochia-tohminneko.hatenablog.com

 

③「車線のない幅6mくらいの道、なぜか真ん中を走る」

 

住宅街の中によくあるような、センターラインが引かれていない、

幅6mくらいの道路を通っている時。

子どもの習い事の送り迎えやスーパーに行く道などでよく通るんですが。

 

センターラインのない道

毎回、本当に毎回、、

「なんで!?」と思わされることに遭遇。

 

ある日は、対向車がド真ん中を通ってくる。

ある日は、前の車がド真ん中をすごいスピードで走り去っていく。

ある日は、対向車がド真ん中から迫ってくる。

「もうこれ以上、左に寄れないんですけど・・・」

 

ある日は、対向車がもう30センチくらいは寄れそうで、

そうすればすれ違えそうなのに、だいぶ手前で止まる

(でもやっぱり左には寄らない)。

 

ある日、そんな道を約90度曲がったら、目の前に対向車がいました。

(道がクランクみたいになっているんですよね)

その距離、15mくらい。

「えっ!!?ちょっと、もはやド真ん中というより、逆走なんだけど!

どうしよう、近づいてくる!」

と思ったら。

右折して、老人施設によろよろと入っていきました。。。

 

運転していた方も、たぶん高齢者。

(たぶん)ド真ん中を走ってきて、

右折するから右に寄って、

(といっても、寄り切れておらず、対向車にとっては完全逆走)

入口があったから右に曲がった

・・・という感じなんでしょうねぇ・・・。

 

私も30キロくらいのスピード、

向こうも20キロくらいのスピードだったから、

「へ!?なにこれ!?」で済んだけど、

お互いスピードが出ていたら恐怖でしかありません。

 

④「右折でも左折でも、寄らないで曲がっていく」

 

信号のある交差点、センターラインもあります。

そんな時でも。

右折する車もセンターラインぎりぎりまで寄らないし、

左折する車も「巻き込み大丈夫?」と思うくらい膨らんで曲がっていきます。

 

私が青信号で、右折待ちをしているときに向かってくる対向車。

車線の真ん中を走ってくるので、

「直進か・・・待たなきゃ・・・」と思っていると、

直前にウィンカーを出し、車線真ん中から右折していきます。

 

センターラインに寄ってくれるか、ウィンカーを早めに出してくれたら

右折できたのに!と思うこと多数・・・

 

左折の時も、ものすごい膨らまして、

なんだったらセンターライン越えてますけど?と思うくらい膨らんで、

対向車にブレーキ踏ませてまで左折していく車もいます。

 

もうねぇ(ためいき)

③④は確実に、前にも書いたと思うんですけど。

想像力の欠如! ですよね。

 

対向車がいない、来ない前提でド真ん中を走っているんだと思うんですけど、

急に曲がって来たりしますよね?道路なんだから。

誰もいなくても、道路の左側を走る。当たり前のことですよね?

 

対向車や歩行者が周りにいるんだから、交通をスムーズにするために、

右折の時はセンターラインぎりぎりまで寄る。

左折の時も、左に出来る限り寄る。

周りに配慮した運転をする。

教習所で習いましたよね?

 

基本的な交通原則を守っていれば、そうそう見ないことだと思うんだけどな~

人口密度が都会より低いから、車の数も少なくて、

自分本位な運転になっちゃうのかしら??

 

①、②はちょっとなんでそうなるのか、

純粋に私は分からないんですけども。

誰か、教えて下さい!!

 

ちなみに。

①~③のような運転をするのは、

女性と高齢者が圧倒的に多いです(私調べ)

(④は男性に多い気がする)

 

偏見でもなんでもなく、①~③に遭遇した時に

「ったく、なんなのこの車!?」と思ってドライバーを見ると。

若かったり、壮年の男性だったりということって、ほとんどありません。

 

逆に、道を譲ってくれるのも、男性の方が圧倒的に多いです。

トラックの運転手の方や営業車に乗っているような方。

私個人でいえば、女性や高齢ドライバーに譲ってもらったこと、

記憶にございません!!

 

なんだろ~。運転に余裕がないのかな~。

その割には、我が町では主婦がミニバンを運転しているのが、

とっても多いんですけどね。

ミニバンって大きいから、運転に余裕が必要じゃないですか?

(私にはそんな大きな車乗りこなすのムリ・・・)

 

自戒を込めて。

私は女性だけど、交通ルールに則った、余裕ある運転を心掛けたいと思います!

 

ここがヘンだよ、我が町の運転マナー!(1)

もう定例的になってきました(笑)

私が思う、「なんなの、これ!?」と思う、我が町の運転マナー。

 

最近感じていることがいくつかあるのでご紹介します。

 

①「対向車とお互い右折の時、同時に右折しない」

 

片側1車線ずつの道路を走行中の信号で、

対向車とお互い右折の時ってありますよね?

その時、もちろんバイクや歩行者に気を付けながら、

対向車とお互いに同タイミングで右折するってこと、

よくあると思うんです。

 

私、首都圏育ちですが、

子どもの頃からそういうこと、よく見てきました。

 

が。。

我が町で、これをやる車が本当に少ない。。。

 

例えば。

片側1車線ずつの道路で、青信号。

対向車で右折待ちをしている車がいて、私も右折したい時。

 

「ラッキー!右折できるじゃん!!」

 

と、私が右折した後も。

なぜか、交差点に残り続ける対向車。

 

ん?なんで?

なぜ今のタイミングで曲がらなかったの?

バイクとか歩行者もいなかったけど?

1車線だから、あなたがタイミングを見極めて行かないと、

後ろの車もずーっと通れないままだから、

タイミングすごい探してるはずなのに、なんで!?

ひょっとして、私の曲がるスピードが早かったりした??

 

逆もまたしかり。

私が青信号で右折待ちで待っている時、

対向車が右折のウィンカー!!

 

「やったー!

と思いつつ、この町の人は本当に曲がるか分からん・・・」

 

と、あくまで慎重に、対向車が右折で減速したのを確認して。

 

やったー、曲がれた!と右折したら。

なぜか交差点に残り続ける対向車。

 

ホワイ 北関東ピープル マガラナイ!!?

(Why  北関東ピープル 曲がらない!!?)

 

交差点を右折します

 

②「赤信号待ち、対向車が右折でも譲らない」

 

こちらも同じような道。

片側1車線ずつの道路、赤信号待ち。

私は直進、対向車は右折ウィンカー。

1車線だから右折待ちの車で詰まってしまいがちな道。

 

どうせ赤信号で止まっているので、

「お先にどうぞ」と私は譲ることが多いのですが。

 

信号待ちの1番目でなくても、

対向車が右折待ちをしているところを、

私の前の車が左折して、私は直進するけれども

どちらにしてもブレーキを踏んだので、

「どうぞ」とパッシングすることもあるのですが。

(というか、前の車も左折の前に譲ってあげてもいいんじゃない・・・)

 

なんだかもう意地になってるんじゃない!?と思うくらい、譲らない。。。

 

首都圏に住んでいた時は、

こういう状況の時、よく譲ってもらったけどな~

 

特に、路線バスが直進で対向車が右折ウィンカー、赤信号待ちの1番目の時は、

路線バスは十中八九、譲ってくれた気がするんですけど。

昔のバスは車体が重くて、発進に時間がかかったとかあるのかな?

 

今、同じ状況だったとしても、

我が町のバスは絶対に譲りませんね。

というか、バスが譲っているところ、ほぼ見ません(笑)

逆にバスが強引に入っていくところはよく見る。。。

車と同じくらい、いや、普通車のレベルを超えて、

もはやタクシー並みに、バスも猛スピードで走る、走る・・・

 

北関東に来た時は、お気をつけください。

(北関東はどこでも、運転マナーあまりよろしくないという評判ですので)

 

長くなってきたので、次の記事に続きます!

 

20代独身男性の約4割『デート経験なし』報道に対するアラフォーの雑感

ちょっと前ですが、6月14日に衝撃的な報道がありました。

 

「20代独身男性の約4割『デート経験なし』」

 

なんでも、6月14日に公表された内閣府の調査「男女共同参画白書令和4年版」の

「特集編 人生100年時代における結婚と家族~家族の姿の変化と課題に

どう向き合うか~」に掲載されているものだそうです。

 

気になって、本書をさら~っと見てみました。

 

確かに、書いてあります。

「20代独身男性の約4割がデート経験がない」

「20代男性の約7割は配偶者・恋人がいない」(65.8%ですけどね)

「20代独身女性の約2~3割はデート経験がない」

「30代でも女性の約2割、男性の約3割がデート経験なし」

 

ふーん。

コロナ禍の影響もあるのかもしれませんが、

だいぶ草食化ですね。

私たちの時代とは、様変わりです。

過去の「男女共同参画白書」を見ても、

どうも同じ質問をしているわけではないので、比較はできませんが。

少なくても、20代でデート経験がないなんて周りに言ったら

引かれるレベルだったと思いますが、

これだけ同士がいるということは、今はそうでもないんだろうなぁ。

ま、私もそんなに積極的な方ではなかったので、なんとも言えないんですが。

 

 

私の20代の頃も、こういった調査結果あったと思います。

その時は、

「国に恋愛のことをあーだこーだ言われる筋合いないし!!」

「こっちだってハタチ頃には、自然に恋人ができると思ってたし!!」

「いや、なんで恋愛も結婚もできないのか、こっちの方が教えてほしいし!!」

「若者のことは、放っておいてくれ!!」

 

とか、思ってましたね~(遠い目・・・)

 

でも、今こうしてこういう調査結果に直面すると。

そして、自分がその年代を過ぎて、

恋愛とか結婚とかの第一線から退いた立場になると。

 

「国」という観点から、この結果を見てしまうんですよねぇ。

 

イーロン・マスク氏がツイッターで、

出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、

日本はいずれ消滅するだろう」と投稿したそうですが、

大きな視点から見ればそういうことなんですよね、この調査結果は。

 

正直言って、当たり前だけど、

国は一つひとつの恋愛内容には興味なんてなくて、

若者の意識や行動の大きな動きや流れに関心があるということなんですね。

(当時の若かった私に言ってやりたいw)

 

その昔、私たちの親の時代にはお見合い結婚が当たり前。

お見合いを仲介していた「おせっかいおばさん」は

2000年代初頭にも、ギリギリいたかと思います。

(私は経験ないけど、姉は長子なので親の心配を一身に受け、

嫌々ながら何度かお見合いしていました)

 

「おせっかいおばさん」って、なんであんなことしてるんだろ?

って若い私は疑問に思ってましたけど、

ある意味、間接的に国力維持に貢献していたのかもしれないですよね。

 

数年前に、LGBTの方について

「生産性」という言葉を使った政治家が批判されてました。

人間に「生産性」という言葉を使ったら人権に関わってくるので、

当然批判されてしかるべきです。しかも政治家ならなおのこと。

私自身も何か生産しているのか、という観点で見たら、

「生産性」は超低いっス。

だから、私には「生産性」を語る資格はない。

 

なんだけど。

やっぱり、未来を担う子どもが増えないということは

国の力が削がれていくということとイコールであるわけで、

危機なんですよね。

 

もちろん、子どもに老後の面倒をみてもらうなんてことは

考えていません。

そういった個別の一つひとつの事案のことではなくて。

 

老人を若者が支えていくということに今の世の中はなっているわけだし。

年金財政も心配ではあるし。

大きな視点で見ると、そういった社会基盤がさらに揺らぐということに

危機感を持っているんですよね。

 

そして、老人を取り巻く状況だけではなくて、

国力が弱ってくると、

私たちの子どもたちがいろいろな意味で豊かさを失っていくということ。

私たちが享受してきたものを、子どもたちが受け取れないということ。

 

そういう大きな視点から、オトナたちは心配をしているということなんだな~

というのが、ようやく分かったアラフォーの夏です。

 

佐伯市プレミアム付き商品券大量購入の話、我が市の方がひどくない?

大分県佐伯市で起こったプレミアム付き商品券の話が、

先週末あたりに報道されていましたね。

(ご存じない方は、「佐伯市プレミアム商品券」で検索してみてください)

どうも、報道内容を見てみると、概要は以下のようです。

 

①希望者は事前に往復はがきで申し込み

②希望者に販売後、売れ残ったので祝日・土曜の2日間先着順に販売

③それでも売れ残り、追加販売して完売

④③の追加販売で440万円分購入した人がいた

⑤1世帯3冊までのルール。だが売れ残り後の追加販売のためルールはなし崩しになった

 

 

うーん・・・何か問題??

確かに、一人でプレミアム付き商品券を大量にゲットしてしまったのは

問題だと思うけれども・・・

でも、売れ残っていたんですよね?

 

これ、④時点と④にいたるまでのルールの適用がどうなっていたか、

が問題ですよね。

①、②、③時点でルールの適用はどうなっていたのか、

④の人以外のルールの適用はどうなっていたのか。

 

っていうか、ですね。

①があるだけ、かなり平等なんじゃないかと思うんですけどね、私は。

うちの自治体なんて、こんなんですよ。

こっちの方が、よっぽどフェアじゃないと思うんですけど。

kochia-tohminneko.hatenablog.com

 

そもそも、私、市の広報誌も読んでいますし、

市の防災メールにも登録していて、しょっちゅうメール届くのに、

こういう情報に気付かないっておかしくない?

 

情報、どこに載っていたんだろう。地元紙(地方新聞)かな?

首都圏出身なので(だからなのか?)、地元紙ってどうしても

購読する気にならないんですよね。。。

 

現役世代にも情報が行き渡るようにしてほしいし、

最初の商品券の入手を先着順じゃないようにしてほしい。

 

その点、佐伯市は最初の入手を手間暇かけてやっているので、

うちの自治体より、だいぶマシだと思うけどな~。

 

なんでも、佐伯市の件は市議会が問題にしたのが端緒だったようです。

うちの市議会もこれ問題にしてくれないかな~

 

PTA総会に出席してきました

先月、小学校のPTA総会に出席してきました。

私は、PTA不要(最小限)論者(?)なので、何でか?というと、

・・・総会の準備・片づけをする係のためです(笑)

 

いつも委任状を提出してきたので、

総会って何をやっているのか不思議だったのですが、

行ってみたら・・・。

うーーん、なんか株主総会の超小型版といった感じでした。

 

私、どこの株主でもないので、

実際の株主総会には行ったことありません。

でも、超有名企業の株主総会のリハーサルに行ったことがあります。

 

たまたま、仕事で行ったんですが、ある意味お芝居のリハーサル。

(お芝居したことないのでイメージですが・・・)

台本があって、ほとんどの流れ、セリフも決まっていて、

そして、リハーサルもしている。

そこは株主総会なので、株主からの質問は想定問答なのですが、

どんな不測の事態が起こりうるか、

想定出来る限りのことを想定して、

その場合に誰がどう対応するか、といった行動・言動もほぼ決まっています。

 

例えば、株主がいきなり暴力を振るってきた時も、

体育会系のガタイのいい男性社員3人が、

その株主を抑えにいく、とか。

その後司会が何と言うか、とか。

全部決まっています。

(大の大人が真面目にリハーサルしています)

 

そんな株主総会の裏側を知っていたので、

PTA総会もすべて台本通りに進行しているものなんだな~って

なんだか驚きました。

 

そして、小学校のPTAで、そんな緻密な総会いる?と思いました。

まぁPTAも組織なので、そういうことも必要ということなんでしょうけど・・・

 

 

私たち総会準備対応は、だいたい25人くらい。

事前準備で会場設営をしたり、受付をしたり。

コロナ禍なので、基本的に委任状を提出してもらうので、

あまり出席者はいないはずということでした。

 

出席者は、総会準備対応委員25人+10人程度。

その他に、PTA役員、

つまりPTA会長やその他委員会の会長、副会長等、

校長、担当教諭などでだいたい同じくらいの35人くらい。

 

PTAなんてなくなっちゃえばいいのに・・・と私は思いながら、

この中にPTA活動を精力的に行って、やりがいにしている人もいるんだろうなぁ、

そういう人たちって、PTAがなくなったらどう思うんだろう、

とか、相反することを考えている人たちが同じ空間にいることを

不思議に思いながら議事を聞いていました。

 

過去にPTA会長を長年務め、今は政治家になっている方が来賓でいらしていました。

PTA会長ってそういうルートでもあるんだな、なんて思いながら

来賓の方のご挨拶を聞きました。

「子育て四訓」(※)という子育ての心構えを元にお話しされていました。

 

※「乳児は~」、「幼児は~」、「少年は~」、「青年は~」からなる、

年齢ごとにどうすべきかの教訓。

ちなみに、「少年は手を離せ、目を離すな」。

 

また別途、PTA会長のご挨拶は、

「子どもとしっかり目を合わせ、子どものことをしっかり見ましょう」

「子どもも家から一歩出れば、自分なりに一生懸命頑張っています。

家ではほっとできるように安心させましょう」みたいなお話でした。

 

それぞれのお話を聞きながら、

お坊さんの法話を聞いている時のように感動しそうになったのですが、

(根が単純なのでお坊さんの法話でいつも感動します。短時間ですけどw)

 

「ん?なんで来賓の政治家とPTA会長に、

子育てのことで訓戒を垂れられなくちゃならんのだ?

政治家とPTA会長より、よっぽど子どもと過ごしている時間は長いと思うけど?」

と、急に現実に引き戻されました。

そして、来賓はともかく、PTA会長は訓戒するよりも、

どちらかというと保護者側だろう!と突っ込みたくなる私。

 

そういうルートに乗っている方っていうのは、

集団、特に(無意識的に?)下に見ている女性とか子どもの集まりに対して、

訓示を垂れたくなるんだろうな~。

と、急に冷めた目で見るワタクシ。

(さっきまで感動しそうになってたくせに)

 

あとで調べたところ、その来賓の政治家は幼児施設の経営者のようでした。

なるほどね~。ならば分かるんですけど。

でも、いくら経営者でも政治家の仕事があったら、

毎日幼児と触れ合ってはいないですよね?

ましてや、PTA会長は自営業の方なので、

仕事とPTAがあったら、子どもと向き合う時間なんてあるのかしら?

ましてや、エラそうに訓示される筋合いなんてないと思うんですけど・・・

 

しかし、PTAは不思議な世界ですね。

この地域でよそ者の私としては、子どもが学校に通う間だけ

じっと我慢すればいい。それは分かっているんだけれど。

 

学校や地域への貢献と言われると、うーむ、そうか・・・と思いつつ、

しかし貢献する必要ってあるのかいなとも思いつつ。

ともかく、PTAの存在で、

名誉なのか票なのか、やりがいなのか、

私には分からない何かを得ている人が一定数いるということも分かりました。

 

テレワーク禁止!ひずみを受け入れるのは、家庭だけなのか!?

この春から、夫の会社が原則出社に変わりました。

 

表向き、「顔をつき合わせて現場主義!」ということのようです。

が。

なんでも、テレワークでとんでもなく勤務態度が悪い社員がいたそうで。

絶対出社しない、電話にも出ない、アウトプットもない、

でもパソコンだけは開き、テレワークで出社・退社記録だけは残す。

 

そんな社員撲滅のため。

そして、そもそも、今の経営陣・管理職陣は

テレワークなんてとんでもない、

会社で仕事をしてこそ、ちゃんとした仕事ができる!!みたいな考え方なので、

世の中がwithコロナに舵を切ったことを追い風に、

原則出社方針になったようです。

 

これが。

若手・中堅層には、ものすごく評判が悪い。

 

そりゃ、そうですよね。

若手・中堅層は、育児まっただ中。

テレワークであれば、通勤時間がない。

仕事が終わったらすぐ、家族と食卓を囲んだり、

子どもをお風呂に入れたりできる。

 

しかも、ここ2年間、強制的にテレワークがメインだった訳で、

今までできていたことを急にダメと言われると反発が大きい。

 

でも、経営陣・管理職陣は、ザ・昭和な考え方の人が多い。

「は?家事・育児なんて、やってんのかよ!?」といった感じ。

 

ある時、夫がテレワークで打ち合わせをしていたところ、

後輩君が急に席を外したそう。

上司が「どうしたのか?」と聞いたところ、

後輩君「すみません。子どもが急に泣き出して・・・飲み物をこぼしたので・・・」

 

後輩君のいないところで、上司は、

「あいつは、そんな集中できない環境で仕事してんのか!?」

と言っていたそう。

しかし夫は、

『子どもがいたら、まぁそういうこともあるよなぁ~。

この上司、子育てしてこなかったんだろうな~』と思ったそう。

 

管理職の中には育児中の人、価値観が近い人もいるみたいですが、

なにぶん数が少ない。

ちょうど共働き世代が増えてきて育児も担ってきた人が

管理職に増えてきてはいると思うのですが、

それより上の専業主婦世帯の管理職数が圧倒的に多い。

「気持ちは分かるけどさ~、会社が言ってるからさ~・・・」と

気持ちを分かってもらうのが関の山のようです。

 

 

なんでも、今後夫の会社で、

育児を理由としたテレワークが許される条件は、以下の4つとのこと。

(①は必須条件。②~④はどれかに該当すれば可)

①小学4年生未満の子どもがいること

②配偶者がフルタイム勤務等で育児を担えないこと

③家族が介護認定を受けていて介護を必要とすること

④妻が妊娠中であること

(ざっくりこんな感じの意味合いです。

規則に正確に書かれている文章を引用した訳ではないのでご注意ください)

 

このルールが制定されたのはコロナ禍前だそうなので、

だいぶ古くさいルールだと思います。

 

けど、ですよ?古すぎません??

 

夫はこのルールを見て。

②ってどういうこと?と言っていました。

別に、奥さんが専業主婦でも、夫が育児もしたいって希望があってもよくない?と。

なんで、そこで共働きかどうかが条件に出てくる訳?と。

そんなの個人のことなんだから、会社が制約してくることではないだろうと。

しかも働かないと言っている訳ではなく、

働く手段で出社するかテレワークか、と言っているだけなのに、と。

 

そういっている夫の意見を聞いて、

確かに・・・。この人はちゃんと育児をしてきてくれたんだな~と私は思いました。

 

私としては、百歩譲って②はいいだろう、とも思います。

家事・育児をメインで担っている人がいるのであれば、普通はいいんですけど。

 

普通じゃなくなる時ってあるじゃないですか。

主婦が病気になることもあるだろうし、

子どもが病気やケガで入院することもあるだろうし。

 

そんなにおおごとじゃなくても、

主婦が体調が悪くて夫を戦力として頼りたい時とか。

複数いる子どもの誰かが体調が悪くて、

でも、他の子の習い事の送り迎えをしなきゃいけないとか。

 

ガッツリ家にいてほしい訳ではなくて、

ほんの1、2時間家にいてくれるだけで助かることってあるんですよ。

 

要するに、多様性と想像力ですよね。

画一的に決めるのではなく、世の中には色々な事情を抱えている人がいるのだから、

テレワークが浸透した世の中で、急に揺り戻しが起きてもついていけませんよ、

ということ。

 

夫の後輩君は、この条件を元にテレワーク申請をしたそうですが、

上司にさんざん脅されたそうです。

「これは、君にとってはマイナスだよ?

他の人と同じアウトプットを出しても、君の場合はマイナス評価から始まるんだよ?

それでもいいの?」と。

この脅しって、問題なんじゃないんでしょうか?

労働基準監督庁に訴えられるレベルかな?どうでしょ?

 

今は、コロナで学級閉鎖もしょっちゅうですよね。

この4月も、クラスのお友達にコロナ陽性者が出て、

小学校の学級閉鎖、保育園の登園禁止・自粛のオンパレード。

長女は奇跡的に運良く、学級閉鎖を免れていますが、

長男は平日20日中、5日間登園禁止・自粛。

収まってきたのかな~と思っていたら、5月にもありました。。。

 

しかも、当たり前ですが、

子ども二人の学級閉鎖が一気に来る訳でもなく、

子どもが複数いればその分だけリスクが増える。

 

いやいや、これでテレワーク禁止だったら、

どうやって乗り切っていける訳!?と思うんです。

 

実際、私が在宅勤務しているので我が家はなんとかなっていますが、

これがオール出勤だったら・・・悲劇です。

長男の保育園のクラスでコロナ陽性者とおぼしき子は数人いますが、

だいたい3週間程度は休んでいます。

コロナにかかっていなくても、こんなに通えていないんだから、

コロナにかかってしまったらどうなるの?

親はもう有休なんて全然ないよね!?と思います。

 

withコロナで現場主義になるのも結構ですが、時代は進んでいるんです。

現場6か7、テレワーク4か3くらいの折衷案で

なぜできないのでしょうかねぇ・・・?

そんなことをしていると、

若手・中堅社員の退職、学生からの不人気が高まって、

企業として相対的に価値を下げると思うんですけど。

 

ねぇ、夫の会社さん。

家族はそう思ってますけど~。聞く耳はないんだろうな~。